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「A Christmas Gift 2009」

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「A Christmas Gift 2008」

「BWCチャリティーツアー 2008」

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「A Christmas Gift 2006」
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「BWC チャリティーツアー 2008」
日 時:2008年6月4日(水)〜8日(日)
場 所:フィリピン国内
チャリートが代表を務めるNPO団体「ビコーズ・ウィ・ケア(Because We Care:BWC)」は、昨年行ったチャリティーコンサート“A Christmas Gift 2007”の収益をフィリピン国内の施設に寄付するため、チャリティーツアーを企画しました(ツアーの詳細はこちらから)。The Voice Clubのメンバーもこのツアーに参加し、今回は全寮制の学校を訪問しました
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<The Voice Club メンバーからのコメント>

★高橋和美/Kazumi Takahashi★
 今年はマニラより国内線に乗り約1時間、パラワン本島を訪問しました。
 パラワン本島は長さ397キロ平均幅40キロの細長い島で、ほとんどが山岳とジャングルで占められており、海は透明度が高く自然に恵まれた美しい島です。また、多種の原住民がいますが、主に「Taqbanue」「Tao bato」「Batac」という3つの種族が住んでいるそうです。狭い地域で中心の繁華街は栄えていますが、それ以外の地域は自然が豊かな田舎の風景でした。住居はバハイクボと呼ばれる竹の素材で作られた家で、水牛やヤギ・豚・ニワトリなどが飼われ、一部平坦な土地には水田やウモロコシ畑などが広がっていました。
 さて、今回訪問したのはパラワン島のPuerto Princesa空港から車で1時間ほど山奥へ入った所にあるSt. Ezekiel Moreno Dormitoryという学校です。ここは全寮制の学校で、12歳から16歳までの女子48人、男子16人の子どもたちが生活を共にしながら、勉強しています。ここで生活しているのは、家が貧しく、そして家から通うには距離が遠い、あるいは家族から虐待を受けていた子どもたちです。この施設はさまざまな団体からの援助で運営されており、昨年のBWCチャリティーツアーの際に私たちThe Voice Clubが出演した、マニラ市内の学校で開催されたコンサートの収益も、こちらの学校へ寄付されました。(St. Ezekiel Moreno Dormitoryのホームページ
 1日目、学校に到着したのは夜の9時半頃でしたが、子どもたちはwelcomeボードを用意して私たちを出迎えてくれました。そして全員で歓迎の歌を振り付け付きで歌い始め、2曲も披露してくれました。心を込めて一所懸命に歌う子どもたちの姿に、私たちも胸がいっぱいになり目頭が熱くなりました。お礼に、私たちもJazzのスタンダードソング「L-O-V-E」を歌い、交流を深めることができました。
 翌朝2日目は、再び学校へ向かい授業の様子を見学しました。タガログ語や英語の授業では、時折歌や踊りが組み込まれ、楽しみながらの学習スタイルでした。ここでBWCの代表としてCharito先生と、このツアーのコーディネーターであるOliveさんがタガログ語の授業の講師として参加。代表して数人の生徒さんにも前に出て参加してもらい、和やかに進められました。この学校の講師の方々は1年交代のボランティアで、大学卒業後、希望した方が働いているとのこと。現在講師を務めているのは、まだこの学校に来て1週間ほどというCherry Loさん(女性)とJodel Ampilさん(男性)の若い2人の先生で、お互いにコミュニケーションを取りながら授業内容を考え、協力し合いながら教育に取り組んでいるそうです。
 3日目の朝は、学校最後の訪問となりました。少し早い時間に到着したのですが、子供たちは朝の仕事として教室や敷地内にある大きな教会の中を掃除している最中でした。
 また敷地内にはオーガニックガーデンもあり、そこで自分たちの食べる物を育て、収穫しているとのこと。また自家製の蜂蜜なども作っており、自分たちで食べるほか、町に出荷もしているそうです。今回はBecause We Careから、主として子どもたちや学校で働くボランティアの方々、そしてシスターたちの日々の食費を、この学校に寄付させていただきました。
 そしてスターと次回の訪問についてのミーティングも行いました。来年はCharito先生がパラワン島で現地の方に向けてボーカルワークショップを行うとともに、私たちThe Voice Clubも参加し、パラワンの町でフェスティバル形式のコンサートを行う計画を立てることとなりました。これからまた来年に向け、着々と準備を進めていきたいと思います。
 パラワン島訪問の後マニラに戻り、最後は現地のスタッフとミーティングを行い、さらにCavite市Rosario区Barangay Silangan町の子どもたちに文房具を贈るための資金を寄付しました。フィリピン国内では援助を必要とする子どもたちがまだまだたくさんいます。一人でも多くの子どもたちに届くよう、これからもボランティア活動を進めていきますので、今後とも皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
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