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  「ジャズ ゴスペル チャリティーライブ」

「A Christmas Gift 2009」

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「BWCチャリティーツアー 2009」
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「A Christmas Gift 2008」

「BWCチャリティーツアー 2008」

「Love & Peace 文化交流 Charity Concert」
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「A Christmas Gift 2007」

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「BWCチャリティーツアー 2007」

「“慈恵”のためのチャリティーコンサートと展示会」
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「A Christmas Gift 2006」
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「BWC チャリティーツアー 2007」
日 時:2007年5月29日(火)〜6月3日(日)
場 所:フィリピン国内
imageチャリートが代表を務めるNPO団体「ビコーズ・ウィ・ケア(Because We Care:BWC)」は、昨年行ったチャリティーコンサート“A Christmas Gift 2006”の収益をフィリピン国内の施設に寄付するため、チャリティーツアーを企画しました(ツアーの詳細はこちらから)。The Voice Clubのメンバーもこのツアーに参加し、現地で施設訪問、チャリティーコンサートへの出演、住宅作りのボランティア活動などを行いました。
<The Voice Club メンバーからのコメント>

【Overview:全体報告】★前田真理子/Mariko Maeda★
 乗り物での移動が多かったこのツアーは、私にとってかなりきつい旅程でしたが、6日間、仕事を離れてThe Voice Clubの仲間や先生たちと一緒に、宗教心の厚いフィリピンの方々、そしてその文化に触れられたのは、貴重な体験でした。滞在中は、今回のツアーをコーディネートしてくださったオリーブさんのおかげで、どこへ行っても歓迎され、地元の人々ともスムーズに交流することができたのも大変ありがたかったです。
 肝心のコンサートに関しては、たった5人のコーラスでも何とか形になったのは、日ごろのThe Voice Clubでの活動の成果もあったと思います。ちょっと自信を持ってもいいかもしれません。
 今回のツアーを通して、医薬品やおもちゃ、おむつ、ミルクやお菓子など、Because We Careからさまざまな寄付が行われました。私たちThe Voice Clubのメンバーも教会や学校でのチャリティーコンサートに出演したり、ガワードカリンガでは地元のボランティアの方々とともに住宅作りに参加しました。私たちの活動が、フィリピンの恵まれない人たちの役に立てたことを誇りに思いました。
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【Charity visit:施設訪問】★高橋和美/Kazumi Takahashi★
 1日目、マニラに着いてから向かったのは「Elsie Gaches(エルシー・ガッチェス)」という身体障害者と知的障害者の施設でした。 今回はビコーズ・ウィ・ケアから医薬品が寄付されました。この施設には生まれつき、あるいは薬のせいで障害を負い、両親に捨てられてしまった方々がおり、軽度から重度まで障害の程度もさまざまで、また子どもから、大人までずっと過ごす方もいらっしゃるとのこと。重度で寝たきりのため食事も取れない方もいて、自分がどれだけ恵まれているかを痛感しました。
 2日目の朝は「Little Angels(リトル・エンジェルス)」という小さな子どもたちのための施設へ向かいました。こちらは元気な子どもたちが比較的多く、オムツとミルクを持っていきましたが、なんといっても一番喜ばれたのはオモチャのプレゼントだったと思います!皆、ものすごい勢いでオモチャに向かってきましたが、笑顔がとても可愛らしくて少しホッとした気持ちになりました。
 施設をあとにしてボートに乗り、ミンドロ島という所にあるプエルトガレラという町へ移動し、教会でチャリティーコンサートを行いました。島の子どもたちやそのお母さんなど100名ほどが来てくれました。折り紙を配り皆で「鶴」を作った後、Jazzや日本の曲を子どもたちと踊りながら歌ったりしました。最後はフィリピンの民謡を皆で元気よく歌い、楽しい時間を過ごすことができました。ここでもオモチャのプレゼントは非常に喜ばれ、子どもたちのはしゃいでいる姿はとても微笑ましいものでした。
 3日目は、マニラにある由緒正しいカトリックの学校「ドン・ボスコ校」の校庭で行われたチャリティーショーに出演しました。当日の朝は大雨が降る悪天候で、どうなるかと不安に思っていたら、あっという間に晴れ上がり、炎天下の状態に!暑い中行われたリハーサルは体力勝負になりました。しかし夜になると心地よい気温となり、まさにコンサートにはベストの状態。私たちの演奏の前には、竹の楽器を使って演奏するバンブーバンドの演奏や聖歌隊の歌が披露され、それを聴いて感動しながらも、自分たちの出番へのプレッシャーがかかりましたが、ステージでは精一杯歌うことができて終わった直後はホッとしました。最後はフィリピンの民謡をバンブーバンドと一緒に共演し、子どもたちが笑顔で私たちに接してくれたことがとても嬉しかったです。音楽を通して色々な方とふれ合い、素敵な体験ができたのが何よりも貴重な宝物となったと思います。
 どこへ行っても感じたのは、子どもたちの笑顔が輝いていることです。その生き生きとした表情に心を打たれ、私たちの方が大きなものを与えられた旅でした。また、今回の旅で私たちの活動がどのように役立つのかを実際に体験できたことは、今後活動をする上で非常に意味のあるものになったと思います。
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【Volunteer Work:ボランティア活動】★城本千晶/Chiaki Jomoto★
 5日目、私たちは「Gawad Kalinga(ガワード・カリンガ)」というフィリピンのNGO団体が関わる“Japanese Villege”と呼ばれる村で、住宅作りのボランティア活動を行いました。道中、Gawad KalingaのスタッフであるLuluさんと合流し、3月に東京の船堀ホールで行われ、The Voice Clubも参加した「Gawad Kalinga Charity Concert」の話題で盛り上がりました。
  現地に着き、スコールが降ったりやんだりする中、作業が始まりました。コンクリートのブロックにセメントを塗り、形を整えるという職人技で、経験したこともない難しい作業でしたが、現地の人たちが親切に教えてくれて、なんとかお手伝いすることができました。
  作業が終わった後は、バナナQという焼きバナナと炭酸飲料をご馳走になり、村の子どもたちが歌とダンスを披露してくれました。そのダンスの上手なこと! やはり小さい頃から踊ってるから、フィリピンの人はダンスが上手なんですね! そんな子どもたちが良い環境で暮らせるためのお手伝いができたことが、一番の収穫でした。
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【Food:食事】★中澤郁子/Ikuko Nakazawa★
 何をさておいても、フルーツ、あとにも先にもフルーツでしょうか?! バナナ、マンゴー、ジャックフルーツ、ライチ、それから…。
 今回の旅は、チャリティーが目的の忙しい旅でした。ほとんどバンで移動していた気がします。昼も時間どおりに食べられなかったこともあり、フルーツは飢えを癒してくれただけでなく、沈みがちだった気分を明るくしてくれた気がします。
 フィリピン到着後の夜は、チャリート先生の姪御さんご夫婦が経営するスペインレストランで、おいしいスパニッシュをいただきました。 真っ黒ないか墨のパエリアは見るのも食べるのも初めての経験でしたが、さっぱりした中にもコクがあり、想像を絶するおいしさでした。
 そして本当にたくさんの、日本では見たことも聞いたこともないようなおいしいフルーツに出会いました。どのフルーツも熟すまで木になっているわけですから、どれを食べてもとてもおいしく、それぞれの本当の味がわかった気がします。バナナにしても酸味もあれば甘味もあり、表現に困りますが、日本で食べるバナナとは違いました。 マンゴーも、インディアン・マンゴー、グリーン・マンゴー、ベービーマンゴーなどなど、日本でお目にかかる黄色味を帯びたものから、グリーンのもの、大きさもさまざま…、どれもジューシーでおいしくいただきました。 また、ジャックフルーツというとても大きな果物にも出会いました。通常はシロップ煮にしていただくポピュラーな果物だそうですが、今回は生のまま、その醍醐味を味わいました。
 今回の旅はとてもあわただしく、残念ながらフィリピン料理を思う存分堪能するというわけにはいきませんでしたが、ポルトガレーラでは魚のスープをいただきました。フィリピンはたくさんの島があり海産物も豊富ですから、そういった意味では日本人にもなじみのある料理が多いかもしれません。熱帯性気候のため、味は濃い目で、一度油で揚げてから調理をするというものが多かったのですが、香辛料やビネガー等でしつこくなく味付けされていて、とてもおいしかったです。
 最後の夜を飾ったのは中国料理。海産物市場の隣にある地元の人しかいかないだろう…というレストランで、カニ、アサリ、魚などなど盛りだくさんの料理をただひたすら食べました。市場でひときわ目を引く色鮮やかな魚、ロブスター、海老類など、本当にさまざまな魚介類がたくさんありました。この次の機会があったら、ぜひ緑のロブスターに挑戦してみたいと思います。
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【Recreation:リクリエーション】★柴田美穂/Miho Shibata★
 今回、「歌」を通して私たちがこのツアーに参加できたことにとても感謝しています。チャリート先生はじめ、The Voice Clubの楽しい仲間、ツアーをサポートしてくださった方々に感謝で胸がいっぱいです。楽しかったことはもちろんですが、実際に貧困を目の当たりにして痛みや苦しみといった気持ちも味わいました。そんな現実、痛み、感動を胸に、歌を歌う、ステージに立つ…本当に素晴らしい経験をさせていただきました。実はこのツアーの最中、ステージで歌う日が、私の誕生日でした。皆さんに祝っていただき、なかなか味わえない感動につつまれました。
 ここで、現地でのリクリエーションなどについてご報告します。
【車移動】 現地での足はほとんどが車で、しかも長距離移動。車というスタジオ(?)で、歌の練習をしました。落ちこぼれの私は隣がチャリート先生だったのでドキドキしました!! 途中休憩のときにはピーナッツやバナナマンゴー、シングリアスなどを買って食べました。
【シュノーケリング&ディスコダンス&「ずんだもち」】 Sandbar Resortではまず水着に着替えてプールで水遊び、そして船を借りて少し島を離れシュノーケリング!リゾートレストランではおいしい夕食の後に踊りました。そして風の気持ちのいい夜…、あお向けになって目を閉じて自然の音を聴きます。さあ、自然の音をヒントにメロディーを生みだそう。なぜか出てきたのは「あ、ずんだもち〜、あ〜、ずんだずんだ〜」。さてメロディーは?想像におまかせします。楽しい、楽しいひと時でした。
【ショッピング】 皆それぞれ、短時間で何を買ったのでしょうか。和美さんは、スーパー食品売り場に駆け込んで行きました。やっぱりドライマンゴー一番ですね!!
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